タイトルは、2月15日のCHUNICHI Web掲載の記事です(詳細はこちら)。
この調査の全体は、こちらです。
実際に教えている先生方がそう感じているのですから、かなり実態に近いと思われますから、現実として授業についていけない児童が増えているということでしょう。これは、まずいですよね。
今まで以上に家庭学習が大切ということでしょう。長期休業中の学習指導でフォローしている学校が多いようですが、一度わからなくなるとそれを取り戻すのはなかなか厳しいのではないかと思われますので、やはり日頃の家庭学習が重要だと言えるでしょう。ただ今の社会で、共働きでないと生活が厳しいということが多いことを考えると、子どもの家庭学習を見なければならない母親の立場は、かなり大変だということです。
この調査の中でもう一つ注目したいのは、「教員の悩み」という調査項目で、「教材研究・教材準備の時間の不足」について92.5%、「「探求」に対する取り組みの不足」について76.9%もあるということです。
子どもたちを指導する先生方が、準備不足の中で授業をしなければならないのが現実であるということを、文科省は何故そうなのかの原因を追求し、改善できるように努めなければなりません。そうしなければ、さらに問題が大きくなってしまう可能性が高いといえるでしょう。「上からの教育」という形を考え直さなければならない時期に来ているのかもしれません。
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