浜岡原発への反発が強まっている

皆さん、選挙行きましたか？私は、ちゃんと行って来ましたよ。

この選挙期間中、浜岡原発から近い地域の静岡県中部・西部の選挙区では、浜岡原発が一つの焦点でした（4月9日にCHUNICHI　Webに掲載されていた県議選での浜岡原発に関する記事はこちら）。
原発立地市の御前崎市選挙区は、自民現職（６４）が無投票再選を決め、原発問題は争点にならなかったのは残念でした。また、周辺選挙区では近ければ近いほど候補者の発言が慎重になっていたというのはやむを得ないとは思いますが、大切な問題であるがゆえに、きちんとした議論をして欲しかったと思います。

しかし、「浜岡原発の即時停止」を求める声は、だんだん高まっているようです。
CHUNICHI　Webの記事ですが、一つは「中部電力浜岡原子力発電所（御前崎市）の運転差し止めを求めて東京高裁で係争中の原告団の一部が、新たに同原発の即時停止を中電に求める仮処分を静岡地裁へ申し立てる」というもの、 もう一つは「中部電力浜岡原発（静岡県御前崎市）の運転停止を求める市民集会が１０日、東京・芝公園で開かれた」というものです。

個人的にはこのような動きは、大変好ましく思います。東京などでの大都市での動きは、マスコミでも大きく取り上げてくれますので、それだけ影響も大きくなり、原発反対の世論が高まる可能性も強まることと思います。マスコミ各社は、ぜひ「反原発」の動きや声を、大きく取り上げてくださいね。地震列島日本で、福島の惨事を再び起こさないように、これ以上被害者が増えないようにするために。