2011年4月8日金曜日

中電の津波想定は甘い

4月6日、静岡県の「県防災・原子力学術会議」が臨時会を開き、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の津波対策について 、委員からは中電が津波を防ぐ「堤防」と位置付けている砂丘について、想定の甘さを指摘する意見が相次いだという記事が静岡新聞に出ています(記事詳細はこちら)。

やっぱりなぁという感じですね。
「中電が考えていることがすべて機能しなくなった時にどうするか?」ということが考えられていないわけですね。福島第一原発は「想定外」だと言っているわけですから、本当はその「想定外」の想定をしておかなければならないところなのですが・・・・・。

ですから、県が、「東海地震の津波対策を総点検する「県津波対策検討会議」を今月中旬にも設置することを決めた」というのは当然のことでしょう(この事に関する記事はこちら)。中電がダメなら、県がやるしかないわけですから。

ただ、昨日7日の余震のことを考えると、静岡県でもいつ地震が来てもおかしくないわけですから、一刻も早く様々な対応策を実施していかなければならないですね。
それにしても、約1カ月たち、辛うじて復興に向けて動き出すかのところだったのに。復興に向けて、悪影響がでないことを祈るばかりです。

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