2011年10月21日金曜日

原発事故の防災重点区域、30キロ圏に拡大案

タイトルは、昨日(10月20日)のasahi.comからですが(詳細はこちら)、他の各紙でも話題になっています。

これを受けて、各原発立地道府県では、大騒ぎになっているでしょうね。
静岡県の浜岡原発に関しても、昨夜のニュースで報道されていましたし、今日の朝日新聞でも大きく取り上げられていました(「11市町74万人対象」)。

半径10キロ圏内の人口は、県が国勢調査から推計すると約8万人。これが30キロ圏内になると、11市町の約74万人に広がる。

これだけの規模に拡大されれば、浜岡原発の再稼働は容易ではないだろうとされていますが、まさにそのとおりですね。

また、当然のことながら、今後防災計画の見直しが必要になりますが、「原子力安全委員会の案がまとまり、国が見直すのは早くても来年度以降になる見込みだ。県の地域防災計画の見直しは、それを待つことになる」とされていますが、早急な対策が必要なのは当たり前です。それが遅くなるのならば、原発は当然稼働すべきではありません。いや、稼働させてはいけないのです。

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