THE ASAHI SHIMBUN DIGITALは、2つともこれに関する社説です。
「沖縄復帰40年―まだそこにある不条理」
「沖縄復帰40年―めざせ、環境先進地」
一本目は、沖縄タイムスとの共同世論調査を元にしたものであるだけに、沖縄の声をきちんと拾っていて、久々に良い社説です。
二本目も、沖縄をちゃんと見て書いている感じが受け取れますね。こちらもなかなかです。
YOMIURI ONLINEは「沖縄復帰40年 経済と安保を両立させたい」というタイトルですが、沖縄のことをあまり考えていないふうに読めて、自分的にはあまり好きではありません。
日経Web刊は「復帰40年の沖縄は自立へ向かえるか」というものです。タイトルだけ見ると、日経だから経済ネタかと思いましたが、最後の方には安全保障云々と、これも良い社説とは思えません。
毎日jpは「沖縄本土復帰40年 「差別」の声に向き合う」、CHUNICHI Webは「沖縄施政権返還40周年 いまだ「復帰」なし得ず」と、ともに沖縄の現実をよく見つめている、良い社説だと思います。
やはりこのような場合には、歴史的な話題をきちっと踏まえて考えることができないとダメだと思います。その点でも、この2紙の社説はいいと思います。ぜひ、この2紙の社説を多くの人にお読みいただき、沖縄のことを考えてもらいたいと思います。
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