この話、かなり話題になっているようですね。
「何で本は読まなきゃいけなくて、漫画はダメなの」
このテーマ、我々の子どものころから、よく言われていますね。
私は自分自身が子どものころから、マンガはあまり読まなかったので、別にマンガを読むなと言われてもカチンと来るようなことはありませんでしたが、友達とかはよく親に言われて頭に来たとか言っていたような記憶がありますし、生徒に聞いても親に怒られるという話を聞きます。
マンガを読み慣れていない私からすると、マンガを読むことは、誌面からの情報量が多いので、かなり疲れます。活字本の方が文字だけなので、むしろ読みやすいとさえ感じます。
単に絵があるかないかの違い以上の差を感じます。
マンガと活字本は似て非なるものであって、マンガはマンガなりの価値があると思っています。確かにくだらないマンガもありますが、それは活字本とて同じことです。優れたマンガ本もあるように思います。例えば手塚修の作品をマンガだからダメだと言う人はあまり多くないと思います。
ただ、若いうちは、いろいろと体験することが大切です。マンガも悪くないと思いますが、たまには活字本を読んでみても良いのではないでしょうか。逆に活字本しか読まない人は、マンガ本を読んでみるのも良いのではないでしょうか。
マンガにも活字本にそれぞれが文化的価値を持っていると思いますので、その辺りを大人がきちんと理解して、子どもたちに文化的価値の違いを体感させることがとても大切なのではないかと思っています。
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