「県教委は、精神疾患による休職者や特別休暇を取得する教師が増えている背景に、残業時間の増大による「教師の多忙化」など、学校現場に山積している問題があるとみる。」
とにかく、忙しいのが事実です。それも生徒と向き合っている時間や教材研究などに取り組む時間のせいで忙しいのではないことが大きな問題だと思います。
教員は生徒と向き合うことが仕事のはずなのですが、どうも最近は違う仕事が多すぎです。
4月6日づけのCHUNICHI Web掲載の社説は、「生き延びる教育 自ら考え動く力養おう」と題したものでした。
「3.11」以降、この生き延びる力を養う教育が必要になっているにもかかわらず、それを教える教員の生き延びる力が弱くては、教育などできるはずもありません。
もっと教員に、生徒と向き合う時間や教材研究に取り組む時間を確保しなければ、日本の教育の未来は暗いでしょう。
教育は人と人が交わることによって養われていくものです。未来がどうなるのかは、今どのような教育を行えるのかが、とても大きな鍵であることは間違いないでしょう。我々の子や孫、もっと先の子孫までが幸せに暮らしていけることを望まない人は居ないはずです。
だったら、このようなテーマについても、もっと国民全体で考え、どんな未来にしていきたいのかについて、国民全体が共通認識を持つことの重要性を、一人でも多くの方に気がついていただきたいのです。
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